4日開けてのBMS。最後のレポートに苦しんでいたのとマスターデュエルが面白くて、BMSは全く触らなかった。ブランク明けは地力が大幅に劣化するのが運命で、この日もそれに違わずそうだった。やったのは主にアプロダの差分と自分の差分で、1時間半ぐらいですぐに終わった。
★9? Midnight Flux /clut/
譜面の内容とは関係ないが、差分名の/cult/が目を引く。これが意図的につけられたのかミスなのかは分からないが、鍵括弧ではなくスラッシュで差分名を記載するのは珍しく、新規に導入した差分の中で一際目立つ存在だった。またcultという単語が、不吉なイメージを喚起しており、もしかしたら物騒な譜面なのではないかと思わせる力があった。
譜面の内容自体はノーマル判定の乱打譜面で、乱打の中にトリルや軸が潜んでいるため押しにくい配置が多い。ただこの譜面の最大の見せ場は中盤の変拍子地帯。そこの繰り返し配置とノーマル判定が共謀しあっており、厄介なものになっている。もし雑に処理すれば長く絡みついたトリルの中に埋もれていくことになるだろう。少し辛い判定が良い味を出している譜面だった。
★15? Outernoid -Xe-
ピアノの音色に沿って同時押しや乱打が降り注ぐ譜面。乱打や同時押し自体は割と簡単なのだけれど、そこに挟まる縦連打や皿複合、そして24分がやすやすと通すのを拒む。イージーは容易にできるかもしれないけれど、ハードやフルコンを狙うとなると、難易度が上昇する相手だと思う。
この曲、影の薄いBOFXVIIのボーカル曲なのだけれどとても良い。繊細で角ばったピアノと鋭いシンセベースを伴奏に、儚いけれど力強さを感じるボーカルが絶妙に溶け込んだ楽曲であり、私はこの曲が持つ世界観と哀愁を感じる旋律に強く心を惹かれた。かなり自分好みの曲だ。
★22? Lehigh -Xe-
今日の限界。中盤のラストに待ち構えている連打を繋げたのが嬉しかった。
