これは昼の記録。この日は夜も合わせてかなり好調だった。指が言うことを聞いてくれる、淀みなくすらすら動く日だった。優れたクリア報告はできないものの、とにかく指がスムーズに動いてくれたことが嬉しい。ただ認識の方は芳しくない。ぼんやりとした視界の中で降ってくるノーツに対応できず、余分な部分を押してしまうことが多かった。★21~23程度の譜面にハードで挑戦するとボロボロとミスを出し、毎度出来の悪いリザルトが最後に映し出されていた。st2 critical cannonballがbp50出るような日は大抵認識がダメ。
通常難易度の差分譜面。この曲は怪しげな雰囲気が特徴的なsynthwaveで、そこに悲壮感の漂うメロディーが上手く嵌っている。なんとなく工場地帯のステージで流れてそうな感じがする。
譜面についてだが、基本的にメインで鳴っているメロディーを捉えて配置している。余計なノーツも無くすっきりとした配置で演奏感が強く出た譜面になっている。後半の変則的な階段配置はそれまでの配置を一新して登場し、鮮烈な印象を与えてくれる。ただ前半にノーツがほとんど降ってこないで、待ち時間が長いことだけが少し残念。曲の展開がゆっくりとしているのもあるが、中盤以降は良い配置が多いだけに前半の冗長さが目につく。
★21? showers [SQUALL]
bpm176の乱打をベースに微縦連や12分、24分といった要素を盛り込んだ譜面。展開としては全体的なバランスもとりつつ、適度なタイミングで色々な要素を織り交ぜた配置へと変わっていく。厄介なのは乱打に含まれる二連打で、少数であるものの不意に現れるためつまずきやすい。全体のまとまりがとれていてクオリティーの高い譜面だと思った。
この日に何回かこの譜面を遊んだのだが乱打に紛れる微縦連に毎回崩されて、安定したゲージのリザルトを出すことができなかった。とにかく二連打に翻弄されてあたふたしたプレーだった。
★23? 輪切りのLolita -Despair-
横に広い配置に縦連打やズレやディレイなどの雑多な要素を入れた譜面。一番厄介なのは過密に配置された高速トリルで、その中でも42小節にあるレーンの左側を占拠したトリル発狂には大抵のプレーヤーがゲージを崩されることになると思う。聞いた感じこの曲で★★クラスの譜面を作るのはかなり難しそうなのだけれど、横広配置と上記の色々な要素を組み合わせることで、安定感のある面白い譜面になっていた。
★24? わたしはうたう -Despair-
48分ディレイや72分ディレイが特徴的な譜面。ほとんど全て階段配置として置かれており、細かすぎるせいで傾斜が緩やかになっているものが多い。後半からが特に激しく、もはや縦連打に近いようなものも入り混じって配置されている。bpを比較した感じハードが狙えそう。
輪切りのLolitaもそうだけど、この方の差分は難しいのだけれど刺々しさがあまり感じられなくて楽しい。★24ぐらいの譜面なのに叩いていて柔和な感触がする。
★23? Yuan-Xien [GOD]
bpm202の乱打譜面。曲が始まっていきなり三重乱打を浴びせられるが、そこを除けば継続的に202の乱打が同密度で降り続けるところがほとんど無く、最初のインパクトに対してかなり簡単。序盤は比較的難しい配置が固まっているが、中盤でたっぷり回復できるためそこが押せなくとも心配はない。ただ乱打に皿が躊躇なく配置されている点には注意。
★24? Grimoire Judgment -Genocide-
bpm200で同時押しとディレイと重乱打とが入り混じった譜面で、総ノーツ数4949とかなり体力が必要とされる。休憩もほとんど無く、プレーすればラストスパートで息絶え絶えになる。配置は乱打とそこに混じる24分が良い感じに混ざり合っていてなかなか美味だった。この方の配置によくある純粋なデニムといった同色配置が少ないのも良かった。おすすめ。