日記

ツイッター@midnight_s0y

6/23,24

 表現力を高めるには、インプットに限るならば、知っている言葉の数を増やすというよりも言葉の使い方を知るという方が適切かもしれないと最近思った。

 言葉を知れば知るほど世界を言語で分節化できると思われがちだけれど、実際はどうあがいても、的を射るようには言語化できないものがあるのであり、言葉というものはある一定の共通の特徴を備えた、漠然とした枠組みを表しているにすぎないのだと思う。特に日常で使われる言葉においては辞書的なものだけではなく、ある程度の揺らぎを有しているのであって、だからいくら知っている語彙を増やしても、そこには限界があるような気がする。

 それで、言葉の使用法というものを知ることで、その枠組みのぼやけた輪郭が少しずつ鮮明になっていくのだと思った。たとえそれが既知の言葉であっても、その言葉の使われ方を知っていくことで、どういう場合で使われるのかという経験を積み、それによって所謂表現力が高まるという現象が起きるのだろう。

 

★8? 進め!イッスン軍団 -Rebellion of the Dwarfs- [Semi-Lunatic](st1796)

 bpm172の癖のない地力系乱打譜面。何の変哲もない譜面なのがかえって、馴染みのあるものになっていて良かった。また、同色配置と隣接配置を交互に使ったようなところに、二重階段に崩しを入れるというありきたりな配置を打破しようとしていることが垣間見ることができて良いと思った。

 

★18? Virtual Diver AJITAMA [WAFFLE](06157)

 bpm186の乱打譜面。オーソドックスな乱打譜面で、乱打の配置の仕方とか展開の具合に雑味がなくて、きちんと作られた譜面であるような感じがした。常識的、というと顰蹙を買うかもしれないけれど、全体的に整然とした乱打配置になっているところに、譜面製作者の力量を感じる。

 

★6? GO BACK 2 RAVE [TURNING]

 連皿も含んだ皿複合配置や随所に配置された微縦連が特徴的な譜面。この譜面はキー音に対するノーツの配置センスが抜きんでている。微縦連は、二連打三連打共に曲の良い部分を取り上げて置かれている。その中でも後半の三連打地帯は、それまでの色々入り混じった乱打から一転させて、ノーツを極力絞った弛みのない配置になっていて、後半の2つのセクションが対比的に用いられていて面白い。また、皿複合も微妙な塩梅で用いられており、しつこさを感じない。かなり秀逸な差分だと思うのでおすすめ。

 

★22? DEEP MARINE STRIKER [lanerdaria] ハード

 bpm165の12分ガチ押し譜面。ハネリズム配置の隙間に少しのノーツが加わっているという感じの譜面で、このハネリズムの調子で五・六個同時押しが続くとしんどい。

 ゲージの上がり下がりもそこまで激しくないし、自分にしては上手くいった方だと思う。