★13? Forgot Ya [UNITHER]
bpm180の八分同時押しを主体とした譜面。この曲はアカペラのbmsで、初プレーの時はこんなbmsもあるのかと驚いた。譜面は雑味のない横に広い同時押しが連続する譜面で、言ってしまえば[Hexagon]ライクな譜面である。それゆえ、そういった譜面が好きな人は楽しく感じるものになっていると思う。8分同時押し地帯の合間にはスイング地帯があり、ここが特に楽しい。勿論単調さを払拭した同時押しの練習譜面としても使えると思うので、そういった譜面群が苦手な人は遊んでみてもいいかもしれない。
★11? JOKER GAME [More you say?]
微連打が混じったbpm135の乱打譜面。この日遊んだ譜面の中でも一押しの譜面。この譜面の特徴は何といっても多彩な微連打配置。ベースを当てはめた二連打からパーカッションの四連打、そして★22の3.14にあるマリオカート地帯を逆にしたような配置など、この譜面の微連打はバリエーションが多い。曲に対しても納得感のある配置をしていて、叩くときの感触は非常に良い。かなり楽しい譜面なのでおすすめ。
★23? Mercury [Radiation Poisoning]
トリルとディレイが特徴的な譜面。ちなみにこの曲は姫トランスの方のMercuryではない。数音の繰り返しでしかない曲で、一聴すればかなり差分を作るのが難しそうだと思うに違いない。しかし、この譜面は多様な配置を用いてその難題をクリアし、一般的な発狂プレーヤーが遊べる譜面に昇華しているのである。この曲を色づけているのはディレイやトリルであるが、それらはそこまで癖の強いものではない。それ故、一般的な差分の範囲内に収まっており、割と遊びやすいものになっている。ただそれでもディレイは結構難しいけれど。程よい難しさと押しやすさが調和していて、自分は好き。
★22? Ms. Steam [Hexagon]
腕押しerのための微連打譜面。縦連打の混じったbpm160の乱打譜面で、感触としてはガチ押しに近い譜面である。ノーツの一塊で明瞭な一音を示したり、横に広い配置が頻発したりする配置であることもあって[Hexagon]感を強く感じる。当然のように押せれば気持ちいい配置にしてくれているが、譜面の勢いが激しくそれでいて微連打の重みが響く譜面であるため、乗り損ねないようにしっかりこの譜面の流れを掴んでおく必要があると思う。
★20? squartatrice
bpm180の乱打譜面。地力系の乱打譜面であるが美麗な配置が特徴的。特に前半は、折り返し配置や隣接配置と同色配置の使い分けなどから、この譜面を個性的なものに仕立て上げていると思う。個人的には、#46～47の二重階段と桂馬階段の折り返し配置が特に心を捉えた。このような整った配置が多い譜面だが、配置自体は非常に押しやすく遊びやすい。正規がこの譜面の真骨頂であるように思うので、最初はオプションをつけずにやってもらいたいと思った。
★22? Scylla [Abusive]
bpm213の高速乱打をベースにした譜面で、その配置ゆえになかなか一筋縄ではいかない譜面である。厄介なのがディレイと微連打であり、両方とも素直さに欠ける配置が多い。後者の微連打に関してはbpmが高いことに加えて神出鬼没であることもあって、かなりの難敵だと思う。これらの要素は特にハードで猛威を奮い、後半の乱打以上に厄介な存在となること間違いなし。手強い譜面ではあるが、ただそれ故に挑戦しがいのある譜面になっていて良い譜面だと思う。
★24? 妄想製造傘下 [EGRET7]
bpm230の乱打譜面。横に広い配置がメインで、トリルや軸といった要素の絡んだものが多い。休む暇が少なく、矢継ぎ早に譜面が展開していくこともあって、指に負荷がかかる譜面である。前半には微連打や皿複合が絡んでおり、それらもまた体力を徐々にすり減らしていく。自分は、後半でそれまで蓄積した疲労が体力を蝕んで苦しい思いをした。指が力み過ぎていると思わせられる場面が少なからずあったから、もう少し脱力しておせるようになりたい。
