日記

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ECKESACHS [EX]など(1/31)

久しぶりにbmsをすると楽しすぎる。馴れがリセットされることで、ノーツを叩く快感が自分の体に染み渡っていく。結局昼と夜で合計二時間半ほどやってしまった。

 

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☆11? Rondeau-Prelude en Re Mineur [SP Another]

いかにもクラシカルな雰囲気の曲。豪華絢爛とした西洋の城の内部をイメージする。

譜面は乱打が休みなく続くというもので、そういった配置の中でも階段をベースとしたシンプルな乱打と二重乱打とが使い分けられているのが印象的だった。皿が最後に一枚降ってくるだけなので、ターンテーブルが無くても完走できる譜面だと思う。

Lollipop氏の曲は穏やかで、感じ入ることができるので聴きごたえがある。自分のような発狂ジャンキーにとっては、あまりの穏やかさに高難易度化されることがないのでプレーする機会自体は少ないのだが、魅力的な曲を作る方だと思う。

 

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☆11? uralo-g

ミニマルな曲調が特徴的で、一つ一つの音が際立って聞こえてくるほどにシンプルな音で構成されている。基本的に無機質な曲であるがゆえに、中盤以降のシンセコードがまるで水面に液体を垂らした時に生まれる波のように、頭の中で広がっていく感覚を覚えた。

譜面に関しては連打配置がよかった。乱打から連打配置への変化はバラバラのものが束ねられるような譜面の展開で、叩いている側に緊張感を与えられたものになっていた。ただ、裏で鳴っているシンセサイザーを長い連打として拾うことができそうなので、もっと尖った譜面も作れそうだ。

 

★10? 溶けたアイス、キミの声 [バナナチョコミント]

bpm114の微連打複合乱打を中心とした譜面。区切りのある乱打の打鍵感に近い、内側の膨らんだ二連打複合配置が序盤においてはメインだが、後半になるとそこから連続的な16分乱打へと移行する。bpmが高くないこともあってその叩き心地はガチ押しに近く、爽快に叩ける譜面だと思う。

また微連打の配置に一貫性が乏しい部分があり、その意味で初々しさも感じられる。そういった譜面が好きな、独特の性癖を持つ人にもうってつけだろう。

 

★8? Crimson Liar("Sadistic girl" Mix) -Passionate Ⅰ-

bpm182の乱打譜面。私が特筆したいのは33小節から始まるドラムンベース地帯だ。st4なら全押し連打が降ってくるあの部分を、単発の16分乱打だけで勝負している。よく見られる、右上がり、左上がりの、指で交互に取れる配置になっていて、それがすごく爽快だった。疾走感のある曲調に16分を叩くリズムがよくマッチしていた。

ただラス殺しが激しいのが気になった。後半の途中にも圧縮されたような密度の濃い瞬間発狂があるが、それと似たような殺しが最後にも置かれている。おそらくこれはイージー/ノマゲでプレーした際にラストでゲージを割ってしまって、苦しむプレーヤーが出てくると思う。それを狙っているのならいいけれど、ない方が爽やかな気持ちで終われる気がした。

 

★20? eth剣 [Extreme]

st3の[HEARTFUL]アレンジを元にした乱打譜面。順当に易化という印象を受ける。癖のある配置はなく、練習になる譜面として作られたのだと思う。

3-2の乱打ラッシュがしんどい。それぞれが絶妙に長く、途中自分の体力の限界に調度達してしまって、乱打の勢いに押されてゲージがすり減ってしまう。あと少し乱打地帯が長ければきつすぎるし、短ければ簡単というように感じただろう。4-1が来ると一気に拾いやすくなるので一安心する。

なんとかハードはできたが地力の大幅な低下を感じた。本来の自分なら、と思ってしまうが、そこはもうしょうがない。

 

★24? ECKESACHS [EX]

bpm220の乱打譜面。全体的に乱打としては妙にやりにくい配置が続く。なんというか角のとれていない乱打という印象をプレーしていて受けた。

恐らくその理由の一つとしては、押しやすい正規配置を置いていないことがあるのだろう。それが最も現れていると思ったのはサビ前の二重トリル配置だった。ここは自分なら絶対にここは気持ちよく叩かせるパートにしたはず。乱打パートを叩きごたえのある配置にして、その手前まではストレスなく叩いてもらうというのが(意識的にやってるわけではないが)自分のスタイルだから。しかしこの譜面では容赦なく長い二重トリルを、それもゴミ付きで配置していて、容赦がない。他にも露骨にメロディーへと誘導する配置や割れ配置がないこともあって、気持ちよく叩かせてくれるパートが少ないように感じられた。そのため押しにくいという印象を持ったのかもしれない。

ただ、押しにくいといってもゲージ維持はしやすい。4-1といった拾える配置が置かれている箇所が多いので、そこを抑えるとゲージは維持はできるし回復も可能だと思う。また強度の高い部分もゲージが比較的軽いからなのか、割と乗り越えられる。ただ後半のギター発狂は長いし叩きづらいので、ある程度きちんと押せる必要があると思う。

このbpmの高さに一見ぎっしりつまった乱打を見てノーツに食らいつけるのかと最初は思ったが、ゲームにならない事態は自分でも避けることができた。微妙な塩梅でバランスのとれた譜面だった。