1998 to 2024に提出した差分。2008年の担当。
久しぶりに譜面を作った。Halleyの譜面を去年の6月に作ったというのだから、約8カ月ぶりだ。本当に時の流れが早いと感じる。
曲を一聴してみて、微連打とガチ押しの配置が思いついたのでそのように配置した。微連打複合の配置に関しては、自分の中にあるここ二年の配置のポリシーから逸れるものであったが、そこまで変にはなっていないはず。結果的に、この譜面は発狂難易度表の譜面とStellaの配置とのハイブリッドのような形になったと思う。
ただトータルを甘く設定しすぎた気がする。もしかすると難易度表には適さない譜面になっているかもしれない。でもまあいいか。
今回、譜面を作っていて思ったのは、実際に手を動かさないと完成しないということだった。……当たり前のことではあるのだが、自分は頭の中で譜面をイメージして気持ちよくなって終わりということがすごく多い。そして衝動的に作り始めてやりかけで終わるということも多い。
このようなことが譜面制作の時だけならいいのだけれど、自分は全部のことがそうで、締め切りが設けられていることも多いから大抵不出来な結果になって終わるということがよくある。ギリギリになって焦って、それで中途半端なことになる。
正直に言って、こういう自分に嫌気が指す。ため息が出る。もっと計画性のある人間であれば、自分に失望する必要がないのにと思う。でもどこかで衝動的な自分の性格に救われている部分もあるのだろう。どうにか折り合いをつけたい。
BMSをやった。「BMSで花便り」、高難易度の発狂差分、「1998 to 2024」を遊んだ。st5ぐらいまでが今の自分の限界だと分かった。やる頻度が少ないので地力はそんなものだと思う。
☆11? 菖蒲日和
「BMSで花便り」に出されたbms。和風味のある曲調がいい。自分はゲーセンにあったタッチパネルの射的ゲームを想起した。
譜面は十二分で叩かせる二重トリルが面白かった。しっかり叩けると爽快感がある。
☆12? 月下美人
同じく「BMSで花便り」で出されたbms。前半は軽い感じの曲調だけれど、ストリングスが混じる辺りで一気に重々しくなる。
A譜面の配置が難しい。全体的に隣接配置が少なく押しにくくなっているのに加えて、後半の連打の攻撃力が高かった。乱打に混じる微連打よりもこういった単発の微連打の方が余計な力が入ってミスを生みやすい。
驫8 妖夢ステージ
曲自体は1分ほどしかなく総ノーツ数も少ないが、譜面はなかなかに尖っている。そもそもトータルが80しかなく、1ミスしただけでかなり削られる。その上、8分連打にメロディー皿が絡む配置となっていて、すごくやりにくいし認識しにくい。他にも階段やLNといった全体的にミスを誘う配置が盛られていて、いつ死ぬかわからないハラハラした状態で1分間を耐え続けなければいけない。
自分は横認識を意識してこの譜面を攻略した。いつものような縦認識で譜面に挑んだときは、皿のタイミングが掴めなくなったので、皿も含めて横に揃ったノーツを見るという意識を持つことで皿と同時押しに惑わされにくくなった。カプセル階段とか苦手だったからめちゃくちゃ怖かった。
「ゴスロリの集い難易度表」にあるコピーbms。戦艦ハルバードのピアノverという感じ。
譜面は基本的にbpm160の乱打譜面。時々混じる微連打に指が引っかかりそうになる。
印象的な配置としてはやはり中盤に置かれた連打配置。唐突に現れる豪快な五連打x2にびっくりしてしまった。連打力がある人ならさらっと乗り越えていきそうだが、自分はそうではないのでノーツに食いつくのに必死だった。
あと所々で置かれたディレイがミスを誘発しやすい配置だった。連打前に置かれたごちゃごちゃした乱打系の配置と瞬間的なわしゃわしゃ系の配置がある。両方とも難しいけれど、配置のヴァリエーションの変化として面白かった。
∀(^^)メタナイトの逆襲 : 戦艦ハルバード (HELL Version)
(HELL Version)とついたところから察せられる嫌な予感。bpmは31上がっていて、発狂皆伝しかいないLR2のIRがイージーランプしかない。
まあ差分名から察せられるように癖のある発狂譜面が降ってくる。主にヤバいのは微連打とディレイで、両方とも速いし押しにくい。特に微連打は予測しづらく、配置個所も多くなっている。
ただイージーとハードがあまりにも乖離しているとか、理不尽な配置があるというわけではない。やはり譜面製作者が無意識的にバランス感覚を働かせているのだろう。難所はあるものの、一定程度の難易度は保たれている。実際のところ難易度自体は★23くらいだろうか。地力で殴れる譜面だと思う。
∀(^^)はゴスロリの集い難易度表の★?にあたる難易度らしい。ちなみにトップページに行くと爆音で†渚の小悪魔ラヴリィ〜レイディオ†が流れます。
st5 踊る水飛沫 イージー
地力が徹底的に下がったことで、★23上位~★24下位の譜面にも押し負けていたがこの譜面はイージーすることができた。この譜面は徐々に譜面が難しくなっていくという展開ゆえ、自分の中でも叩くときにメリハリをつけやすく戦いやすい相手ではある。
★7? Absurd Gaff [*1]
令和のAbsurd Gaff差分。全体的に目新しい配置が多い。
まずAnotherであれば最初の雑な餡蜜でやりとげがちだった繰り返し配置のバリエーションが増えている。ここだけで時代の移り変わりを感じざるを得なかった。
そしてサビ前半はst/sl的な同時押しでノーツのボリュームを味わわせてくれる配置に繰り返し配置が組み合わさった配置が置かれている。それにECHIDNAのような全押しへと収束するLN配置。新鮮だ。
サビ後半は一転してズレ譜面になる。同時押しは控えめで、ズレ配置の押しにくさと引き換えにそうなったのだろう。重量感は中盤の方があるけれど、適正としては後半も難しいということなのか。
もう少しでフルコンできそうだったのに、最後の最後で切ったのは勿体なかった。
★10? Petit Generation [7840d,6h,20m]
bpm181の乱打譜面。派手な配置はないけれど、そこはかとないセンスの良さを感じる譜面だった。こういう譜面は直感的に「いいねぇ!」となる。
まず1、7鍵の内側でアルペジオが行ったり来たりする乱打配置になっているのがいい。最初の16分乱打が特にそうで、右上がり左上がりの配置が曲の疾走感に合っていて見ているだけでも心地がよかった。
あと乱打からぬるっと対象配置へと移行するのがいい。曲のノリに合っているし、なまめかしくて好きだ。
★10? 恋愛シンドローム [B78]
bpm180の乱打譜面。横に広い乱打がベースになっている。
しかしこの譜面の中でやはり特徴的なのは、中盤に置かれたディレイだろう。ここの階段状のディレイ配置は、所々で折り返しを作りながらレーン上を動き回る。この折り返しがハードの時なんかは牙を剥くんじゃないだろうか。特に入りの部分は短い間隔で連打があるからミスを誘う配置になっていると思う。
★20? 恐鳥 [Corvus]
乱打、ディレイ、短いLNとかいろいろあるけれど、とにかくこの譜面は皿が難しい。急に降ってくるし、32分の連皿はそもそもすごく拾いにくい。それに鍵盤はそんなことはお構いなく配置されているから両方捌きながらやらなければならないのもきつい。
ハードも割とギリギリで危ない勝負だった。
*1: