時間が経つのが早い。気付けば数日、数週間、数か月が経っていく。短く感じられる時間の中で自分は何ができるのか、そういうことを問われている気がする。
この二日間はそんなに上手くなかった気がするけれど、色々な譜面を触った。
変則的なリズムに、皿複合、LN、微連打、ズレといった癖のある要素が混ぜ込まれた怪作。
ねちねちした攻撃を与えてちょっとずつゲージを削っていくというタイプの譜面で、やっていてもどかしさを感じさせる譜面だと思う。乱打やガチ押しで構成された、ある意味単純な譜面群とは一線を画す。個人的に苦戦させられたのは前半のハネリズムに軸と皿複合が加わった配置で、どこを基準に曲のグルーブに乗ればいいかわからなくなり、気づいたらゲージが溶解しているという事態に陥った。また判定もノーマルと少し辛めなのも一層やりづらさを強めている。
変な譜面ではあるので、まともな譜面に満足できない人におすすめかもしれない。
★24? Business hours [PM 11:00]
この譜面で印象的なのはなんといっても階段上に積み上げられた縦連打。曲を聞く感じ単純な一方向に伸びた連打配置になってもおかしくないのだが、この譜面ではそれが崩されて、微縦連が横に連結している。そのせいもあって配置には美しさとともに偏りが生まれており、そこにはなんとも言えない押しづらさがある。
しかし同時にその独特の配置がやみつきになるようなところもあり、やりごたえを感じられる譜面だとも思う。どうにか要所要所でノーツを拾い、譜面の攻撃に耐えられた時には達成感がある。個人的にはおすすめ。
驫19（★19?）Duel Amongst Rising Waters ~ Inexorable Destinies [EXTRA]
譜面には割れ配置や三つ押し配置など、やわな乱打配置が多く用いられているが、そこに混じる皿複合や長い連打が一筋縄ではいかないという印象をもたらしている。中でも難しいのはラストの二連打と皿複合が混じった発狂だろう。皿複合は所々で短い皿LNが混じっており、プレーヤーの認識を撹乱させる。また二連打も裏拍側からのものがあり、拾いにくくなっていると思う。
押しやすい部分は極端に押しやすく、押しにくい部分は極端に押しにくいという一風変わった譜面だが、個性的で面白くもあった。
★22? adabana [HEARTFUL]
作曲者繋がりということで、st2薄雲を意識して作られた譜面らしい。
この譜面はbpm175の4-2を中心とした乱打配置が長丁場にわたって続く。下から叩くと体力が必要なしんどい譜面だけれど、ただ上から叩くと簡単な譜面だと思う。こういう譜面はstやslで地力がある人が過小評価しがち。
st2の薄雲は同色配置と隣接配置が交互に乱打として配置されている印象があるものの、この譜面はどちらにも属さない中立的な配置が多い気がする。
