現代人の性として自分も情報中毒に陥ってしまっていると感じる。電車を待っている間とかにスマホで何かしらの情報に接していないとそわそわする。何もしていない時間が気持ち悪くて、どうにか埋め合わせようとしてしまう。インターネットから雪崩れ込んでくる情報によって自分はそういう体へと調教されてしまった、と思う。
もともと時間に対してこんなに余裕のないものと感じていたかは分からないけど、もう少しゆったりとした流れで捉えることはできそうな気がする。自分は、例えばこれを更新している時も、言いたいことが上手くまとまらない時に少しタイピングする手が止まる瞬間、TwitterとかYoutubeを開いてしまう癖がついてしまっているのだけど、その時にただじっとしていれば、時間の消費が加速される感覚を押さえることができそう。
時間に対して、もう少しゆったりと捉える必要があると感じるようになったから、こういうことを考えるようになった。たぶん体力が必要な事柄に着手しなければいけないという意識が強まっているのだと思う。インターネットで大量の情報を浴びることで得られる満足感の誘惑に負けた結果、結局精神的な体力を求める行為を避けてしまうことに対して漠然と危機感を覚えている。責務や身になることを少しの時間でもやったほうが良いという囁きが聞こえる。
続きを読む