現代人の性として自分も情報中毒に陥ってしまっていると感じる。電車を待っている間とかにスマホで何かしらの情報に接していないとそわそわする。何もしていない時間が気持ち悪くて、どうにか埋め合わせようとしてしまう。インターネットから雪崩れ込んでくる情報によって自分はそういう体へと調教されてしまった、と思う。
もともと時間に対してこんなに余裕のないものと感じていたかは分からないけど、もう少しゆったりとした流れで捉えることはできそうな気がする。自分は、例えばこれを更新している時も、言いたいことが上手くまとまらない時に少しタイピングする手が止まる瞬間、TwitterとかYoutubeを開いてしまう癖がついてしまっているのだけど、その時にただじっとしていれば、時間の消費が加速される感覚を押さえることができそう。
時間に対して、もう少しゆったりと捉える必要があると感じるようになったから、こういうことを考えるようになった。たぶん体力が必要な事柄に着手しなければいけないという意識が強まっているのだと思う。インターネットで大量の情報を浴びることで得られる満足感の誘惑に負けた結果、結局精神的な体力を求める行為を避けてしまうことに対して漠然と危機感を覚えている。責務や身になることを少しの時間でもやったほうが良いという囁きが聞こえる。
★20? Angel Wing<LONG> [GOD] bp10！
4分を超えるbmsで、譜面傾向としてはbpm160の中速乱打が主体となる。乱打の形は様々で、4-2乱打や軸を交えた乱打、デニム配置などなど。ただ変わらないのはサビ以降はほぼぶっ通しでノーツが降り続けるということだけである。最後には疲れ切った指に32分ディレイが若干入り混じった乱打が降り注ぎ、トドメを刺しにくる。曲の長さは気になるかもしれないけど、重量感のある乱打に耐えきれるようになるために、練習になる譜面だと思う。
★23? res extensa [INSANE]
32分ディレイが所々に混じったbpm161の乱打譜面。どうやら同梱の一番難しい譜面であるようで、プレイ人数は120人ぐらいいるにも関わらず、イージー・ハード共に比較的少なめである。同曲同難易度帯に★★3のSABOTHERがあるけれど、文字通りの体力譜面を体現した★★3よりは、この譜面は人間味のある譜面になっていると思う。
ただし、クリア者の少なさが示すように特段簡単というわけでもない。特に32分ディレイの配置なんかは少し意地悪で、そこが難しくもあるし、面白くもある。
配置のバラエティーもあり、SABOTHERほどではないとしても3000ノーツ越えの譜面なので練習にもなる譜面だと思う。おすすめ。
微縦連を含んだbpm175の乱打譜面。レーンにはまだ詰めることができるぐらいの余裕を持った乱打だけれど、そこかしこに二連打がつきまとう。二連打の配置は8分間隔で交互に置かれているものが多く、曲の疾走感に乗る形で置かれていると思われるが、この痩せた乱打配置と、あまり音をあてにしない二連打の配置の具合とが特有の打鍵感を生み出している。bpm175ということもあって、この乱打の中で散りばめられた微縦連はプレーヤーに牙を剥く。8分間隔で置かれているものが多いだけで、明確なパターンで配置されているわけでもないため、乱打のリズムを掴もうとすると微縦連によって攪乱されるのである。やりごたえのある譜面なのでおすすめ。
ハードを狙いたい。後半が特に難しいのでそこまである程度ゲージを保てるようにしなければいけない。
★24? <header> </header>
bpm130のガチ押しと頻繁に絡む連皿複合が特徴的な譜面。無機質な曲調と共に押し寄せてくる横に広いガチ押しとテクニカルな皿複合とが、曲の流れの中で入れ替わっていく。この切り替えを巧みにこなさなければならないのもそうだが、ガチ押しが加える圧力も容赦がない。6個同時押しや全押しといったものも頻繁にそして不規則に混じり、またこのガチ押しのパワーが抑えられることも少ないため、結構難しい。生半可な実力では押しつぶされてしまいそうな譜面だけど、裏を返せばなかなかタフな譜面でもあるので実力がつけば練習になるのかも。
★22? ロ (lanertastic)
差分名にあるようにLaner差分ライクな同時押し譜面。bpm196の横に広い同時押しが降り続ける。長い軸が内に含まれていて、あまりに意識しすぎると感覚が狂っていって崩されそうになる。また、同時押しの前にあるディレイにも要注意。先端が同時押しに接している場合があるので、微縦連となって最初の同時押しを掴み損ねてしまうかもしれない。
イージーのまま放置していたけれど、久しぶりにやったらハードできた。同時押しに対して最初はかなり苦手意識があったのだけど、最近はそうでもない。前と比べて格段に押せるようにはなっていると思う。
