日記

ツイッター@midnight_s0y

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 自分は、書いている時はある意味で幸福なのかもしれない。それは私に思考の中の混沌から救い出してくれるから。こういったことをするとき、頭の中にあるテーマについての指向が生まれる。なんというか雑多なもので溢れかえっているものの中に、一本の道が開けるといった感じ。

 

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★9? cold planet (MANIAC)   

★12の差分の簡易版かと思えば、独自な進化を遂げた風変りな譜面。
譜面制作慣れしてない人が作った、拙い譜面という感じがあり、全体的にまとまりを欠いた譜面であるのは確かなのだが、ただ配置が個性的で目新しいものが多くて面白い。よくわからない音追加や前半の配置などから、やりたいことをやっているということが伝わってきて、自分にとっては刺激的な譜面だった。

 

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★10? YO-KAI Drop [Re:re]

この譜面の魅力は、一番はやはりサビの交互に叩かせることを意識した配置だろう。★12AVALONを模したトリル及びカプセル配置はプレイヤーの快感を呼び起こすように置かれており、叩ければ晴れやかな気持ちに包まれるに違いない。

また同色配置と白黒鍵盤が混同させた配置とを配置させることで生まれているコントラストにも注目したい。これによってモノトーン的な美を譜面内で再現していると思う。ちなみにこの譜面作者はこういった対照的な配置をすることがあり、Lotus Life [Sugar and Spicy]やFreefall(.)でもその傾向は現れている。

もしランダムをかけるとなるとコンパクトにまとめられた配置が瓦解し難易度が上がるため、正規やミラーで遊ぶのがおすすめ。

 

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★15? YO-KAI Drop [re]    

上の[Re:re]の元になった(?)譜面。こちらの方が尖った配置が多く、小奇麗でコンパクトな[Re:re]と比べるとハードな感じがする。その原因はこの譜面の方がそもそもノーツ数が多いということもあるが、特に皿と微縦連とトリルといった一癖ある要素が高速のbpmで繰り出されることから生まれているのだと思う。プレーする際はこれら二つの譜面の感触の違いを確かめてもいいかもしれない。

 

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★12? Arioso Killer [Recitativo]

bpm184の乱打譜面。曲に沿って規則的に配置されており、そこに形崩れを少しでも許さないという姿勢が見える。その見た目の純粋さの追求の結果なのか、全体的に二重階段といった非常に押しにくい配置が多い譜面になっている。クリアを狙うならランダムを用いた方が適切だろう。

 

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★18? requiem for the crazy girl -Despair-

ひずんだオルガン、けたたましく鳴るアーメンブレイクに、耳全体に広がるノイズで構成されたこの曲は、冷酷で攻撃的で印象を与えるような曲調を呈しているわけだが、それと比べて、この差分譜面は幾分マイルドな、角が取れた譜面という印象を受ける。密度の高低はあるものの、この譜面は突き刺さるような鋭利さや攻撃性という感じのする配置は持っていない。どちらかというと地力譜面寄りで、乱打やディレイの配置も無茶な配置が無いように工夫されている。

曲調自体は好き嫌い分かれそうな感じだが、譜面は普通の人でも楽しめるように作られていると思った。

 

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★23? ハートマークとエンドロール [Finale]

bpm220の乱打物量譜面。この譜面が特徴的なのはサビの配置で、同時押しと乱打が交互に降ってくる。構成としてはsubst4のkkotipari Hangaduk [Sweetest]と同じ。自分は同時押しと乱打で押し方が変わるため、配置が変化されると対応できず、ミスをたくさん出してしまった。同時押しでやはり指が力んでいるのが原因だと思うが、そこで嵌る可能性もあるため気楽に押したくても押せないのだ。地力要素が強い物量譜面であるため、高速乱打の練習には良い譜面だと思う。