日記

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Dutch courage -SP FLIGHT-など(1/2)

明けましておめでとうございます。今年もマイペースにやっていけたらと思います。

 

★9? Null Archive #Decimalized

 微連打が混じった乱打が特徴的な譜面。bpmが126と連打複合にしては遅めだったこともあり、押し心地としてはガチ押しに近かった。

 この曲は劇的な展開がないミニマルな曲なのだが、この譜面は連打にバリエーションを持たせて、飽きさせない配置になっていたと感じた。例えば、二連打を一つから二つ同時押しにしてみたり同時押しの裏にひっつけていたり、また三連打を混ぜてみたりと、連打が効果的に用いられていたと思う。つまり、やっていて楽しい譜面だったということです。

 

★10? aura [SJ]

 横に広い乱打を中心とした譜面。

 緩急のある配置がよかった。高速ピアノ階段が乱打に混じることで、譜面に強弱が生まれており、叩きがいのある譜面になっていた。特に後半の二重階段配置が重く負荷をかける配置になっていて面白かった。ただここは適正の人がやると結構苦戦しそう。

 それに前後半に置かれているうねりのある乱打配置が、官能的で見ごたえがあった。この方は乱打の配置がいいですね。

 

★17? Dutch courage -SP FLIGHT-

 前半の激しい発狂地帯が特徴的。二重トリル絡みの乱打発狂で、執拗に繰り返されるトリルに指がもつれてゲージを急降下へと導く。そして4分間隔で降ってくるホイッスル皿と同時押しの裏についた微連打がより押しにくさに拍車をかけている。ここがかなり手強い。

 長い発狂を抜けた後はしばしの間回復&休憩地帯。ここも微連打が混じっていて叩きづらい側面があるものの、運動後に飲む水道水のように休憩できることがありがたく思える。ただその後、ラストにもきっちりゲージを割らせるための発狂地帯がある。気を抜くと、ここでも死ねる。

 前半難ということで、ハードでやると面白い譜面だと思う。ゲージがなくなったら終わりという緊張感の中で、譜面と自分の地力で正面衝突するというところにロマンを感じる。中盤は回復という大胆な展開も、当たり外れの大きい配置というのも、潔くてよかった。

 

★23? 5億円が欲しいRENAISSANCE -repetitive mutation type "Renda"-

 bpm192の乱打の中に、16分微連打が散りばめられている譜面。

 ただただ難しい。ハードルネッサンスのグルーブ感を微連打で拾っている形なのだけれど、bpmが高いこともあって非常に拾いづらい。きちんと拾おうとすると乱打の流れに巻き込まれてしまうし、無視するとそれはそれでゲージ維持が難しくなるし、誤魔化しと拾うことの塩梅が重要になりそう。

 初見プレーでは78か76ぐらいまで残ったのだが、クリアゲージにはたどり着かず。二回目はゲージを残せず惨敗。一回目で仕留め切ればよかったのに、惜しいことをしてしまった。

 

★12? ZETABYTE [SJ]

 オーソドックスな中速乱打譜面で、微連打要素は控えめ。乱打は1バスか7バスを軸として、少し偏りのある配置になっている。配置の形に工夫が見られる譜面になっていて、例えば序盤の左右に振るような二重乱打の配置は、曲とマッチしていて説得的だった。また、この譜面は配置の構成がよかった。曲の展開に応じて乱打の密度を上げ下げしており、全体的にメリハリが生まれるように作られてある。

 乱打配置だけで勝負している譜面だったが、曲をうまく捉えて落とし込んでいると思った。